平成24年 年頭のご挨拶
歌志内市長 泉谷和美
謹んで、新年のご挨拶を申し上げます。市民の皆様には、輝かしい新春を健やかにお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。
昨年三月、我が国は東日本大震災という未曾有の自然災害を経験いたしました。さらに福島第一原子力発電所からの放射能漏れ事故も重なり、東北三県を中心とする多くの住民生活及び社会経済に計り知れない影響を及ぼすなど、日本国内が大きく混乱した一年でありました。
このように過去に経験のない自然災害の脅威を経験することで、非常時において自治体として講ずるべき対策の限界を感じさせられた一方、国中が助け合い、いたわり合う姿に地域を越えた結びつきの大切さを再認識したところであり、自然災害への備えの重要性、地域住民が安心して暮らすことのできるまちづくりの実現に向け、決意を新たにしたところであります。
ここに、震災で犠牲になられた多くの方たちに、改めて哀悼の意を表しますとともに、被害に遭われた皆様に対し、一日も早い復興を心よりご祈念申し上げます。
なお、本市におきましては、市民の皆様のご支援、ご協力のもと、財政面では早期健全化団体からの脱却を果たし、財政基盤の確立に向けて取り組んでおりますが、地方交付税に大きく依存する財政構造に変わりはなく、さらには、このたびの震災の影響が地方にまで及ぶことが懸念されるなか、本年は、地域活力を再生するための最重要課題であります移住・定住対策として、道外居住者を呼び込むためのPR活動や、子育て世代の応援を目的とする福祉医療費助成制度の拡充、そして、現在進めている「地域福祉計画」の策定及び計画に掲げられる各種事業の推進など積極的に取り組んで参ります。
また、本年四月の砂川地区広域消防組合への加入を見送りました消防の広域化につきましては、本市の将来を考えた場合、避けて通ることはできない重要課題と認識しており、引き続き協議を進めて参ります。
昨年は大震災により日本国中が深い悲しみに包まれ、さらには地デジ移行問題やTPP参加問題など不透明な社会経済情勢が続くなか、七月に開催されたサッカーの女子ワールドカップでは、日本代表の「なでしこジャパン」が初優勝し、さらにはチームとして国民栄誉賞を受賞するなど、多くの国民に勇気と感動を与えましたが、本市におきましても、これらの喜びを地域躍進の力に替え、現在置かれている厳しい状況に立ち向かわなければなりません。
本年も、市民の皆様とともに「協働のまちづくり」に取り組み、子どもから高齢者の方まですべての市民が、小さくとも住みよいと思えるまちづくりを目指し、誠心誠意取り組む決意でありますので、引き続き、ご支援、ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
結びに、新しい年が皆様にとりまして、健康で笑みが絶えない素晴らしい一年になりますよう、心よりお祈り申し上げ、新年のご挨拶といたします。







