歌志内の郷土料理「なんこ」
産炭地で食べられていた料理で、馬の腸をやわらかくなるまで煮込んで、味噌で味付けしたものです。これに、こんにゃく、竹の子、たまねぎ、ごぼうなどの具を入れる調理法もあります。具の種類や隠し味(ショウガ、にんにくなど)などの違いが、それぞれの「家庭の味」を作り出しています。
歯ごたえを残しながら程良くしみこんだ味噌の味が、家庭料理のあたたかみを感じさせてくれます。
現在でも、炭鉱にゆかりの家庭では、親類などが集まるときに食べられ、歌志内の名物となっています。
お問い合わせ
郷土館ゆめつむぎ電話:0125-43-2131