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消火器の悪質訪問販売・点検業者にご注意ください
事業所だけではなく、家庭を狙った悪質な消火器の訪問販売・点検業者が出回っています。皆さんのところにも悪質業者がくるかもしれません。トラブルに合わないために、以下のポイントをしっかりと覚えておきましょう。
だまされないためのポイント
- 消防署や市役所が消火器を販売することや、業者に依頼することは絶対にありません。
- 家庭で「消火器を必ず設置すること」という法律はありません。
- 業者に不安を感じるときは「消防署に聞いてみます」と言い、消防署に電話連絡をしてください。近年の情報提供によると、「消防署」という言葉を出すと、すぐに帰って行ったとの報告があります。
だますための業者のよく使うセリフ
- 消防職員と同じ様な紺色の服装、もしくは名札を付けて、
「消防署の者ですが、消火器の販売にきました」
「消防署の方から頼まれてきました」 - 「えっ、消火器が家にない?それは違反ですよ。安くしますから今すぐ買いましょう」
だまされないためのポイントを見ていただくとわかるように、業者の言っていることはすべてウソです。このようなことを話す業者に注意してください。
実際にあった、悪質業者による手口とその情報提供
その1
一般住宅に紺色のジャンパーを着て、メガネをかけた50歳ぐらいの男性が訪問し、「消火器の点検・詰替えにきました。」と言ってきたので、家主が「○○消防署から委託されたのか?」と尋ねると、「○○消防からきた」と答えたが、不審に思い少し待つように伝え、消防署に電話中に男性は姿を消しており、被害はなかった。
その2
カーキ色の作業着を着た40歳代の男性1名が一般住宅に訪問。「消防署の依頼で消火器の点検にきました」と言ったため、消火器を持ってくると、「期限が切れている。新しい物と交換しますか」と言われたので、2005年製の消火器1本を22,800円で購入する。古い消火器を1本1,000円で処分する。領収書を発行し帰っていった。家主が不審に思い、消防署に通報してきたことで発覚した。
お問い合わせ
消防本部
電話:0125-42-3255