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大型の蛾「クスサン」の幼虫について

 昨年の8月から9月頃に市内で大量発生した大型の蛾「クスサン」の幼虫(毛虫)が、6月下旬に市内数か所で見つかりました。昨年、木の根元や電柱等に産みつけられた卵がふ化したものです。
 「クスサン」は幼虫・成虫共に毒はありませんが、成虫は集団で街路灯に群がり、見た目にも気分の良いものではありません。また、広葉樹の葉を食べ尽くし、場合によっては近隣の木々にも食害が及びます。
 市内で確認された食害を受けた木は、ウダイカンバ(マカンバ)、ブナ科(クリ)、イチイ科(オンコ)、等ですが、他にもイチョウ、ヤナギ科、クルミ科、バラ科(ウメ、サクラ、リンゴ、ナシ)、ヌルデ、トチノキ等が食害を受けます。
 このような被害を出さず、来年以降の発生を抑制するためには幼虫の駆除が必要です。駆除方法は割り箸やピンセットなどで捕獲して土中に埋めるのが確実ですが、噴霧タイプの殺虫剤も効果があります。
 「クスサン」の幼虫を見かけた場合は処分していただきますようお願いします。

ウダイカンバの幹に群がる「クスサン」の幼虫(毛虫)とふ化後の卵塊

幼虫

お問い合わせ

市民課環境交通グループ

電話:0125-42-3217

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